162.9

0.1mm足りない

2018.06.27

その人の立場になってやってみないとわからないことってある。いやもうこれはほんとに当たり前のことなんだけれど、大変さとかを想像したり慮ったりすることはできても、やったことのないことってやっぱり他人事になってしまう。

 

一方で、じゃあその立場になったから、経験したから全てがわかるのかといったらそれは違うと思う。これは前者よりも厄介で、同じ経験や立場になったことでその人のことを理解した気になってしまいやすい。気をつけなくてはいけないなと思う。その人のことはその人にしかわからない。私たちは違うから、その人のことはほんとうにはわからない。

 

ふと、わかり合うことって、その人を理解するって、それほど大切なことではないんじゃないかと思う。そもそも自分だって自分のことがわかっているか理解しているかってわからない。曖昧な概念だし。

 

相手の表面に現れていることをちゃんとみる。きく。勝手に想像しない。相手の立場で勝手に考えない。相手が発するメッセージをちゃんと受け取る。受け取る努力をする。そういうことを積み重ねていくことが大事なのかなーと思う。

2018.06.26

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「券売機は、待合室の先にあります。」そこにいない誰かが語りかけてくれる看板

 

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自分の責任であるということと、自分を責めるということは、言葉は似ていてても全然違うことだとふと思った。そして私は後者をやりがちだということがわかっている。自分を責めたり自己否定的になったりということは日常茶飯事、むしろもう反射でそういう選択をしてる気がする。あと、「自分が間違っている。相手は正しい」「自分はここにいてはいけない」「自分が我慢すればおっけー」みたいな謎の感覚が常にあるので、言いたいこと言えないとか無駄に他人に合わせて焦ったりそれでミスってまた自己否定みたいなパターンにはまる。

これってある意味で自分の責任を自分で背負っていない態度なのでよくないなーと思う。結局他者基準で生きてるのは他人任せと同義なんだよな。それはしんどいように見えるし実際しんどいけど結局のところ傷つくのを怖がって他人のいいなりになってる方が楽だしそうしたいからそうしてるんだと思う。何言ってるかよくわからなくなってきた。

 

失敗とか間違いとかはただの「現象の捉え方」である。だからその現象に対してどう対処するかということ。あと思考とか自分の選択に対して間違ってるとかない。相手が正しいということもない。逆も然り。

……みたいなことは冷静になってると考えられるのだけれど〜〜〜!歪んだ方向にすっとんでくのを修正するもっとかんたんなおまじないみたいな方法を考えないと永遠に堂々めぐりする気がする。

 

変わらなくなってきたので寝る。

チョコミントloneliness

今週のお題「チョコミント

 

私の中でお菓子は分け合うものという認識がある。家でも友達といる時でも職場でも、誰かといる時は「食べる〜?」の一言をかける気がするし、周りに人がいる時に自分だけお菓子を食べるのはちょっと気まずいと思うこともある。これが分け合えないアイスとかだったら人数分買ってくるかーっとなる。

 

でも、チョコミント味のお菓子に関してだけは分け合うという感覚がない。私にとっては栄養ドリンクに近い。たぶんその理由は今までの経験からの「こっぴどくフラれる率」の高さにあると思う。

例えば、チョコ食べる〜?って聞いて、いらないという場合でも、甘いものが苦手だから〜とかダイエット中だから〜とかライトにソフトに円滑にことが終わる。

これがチョコミントになると、苦手だから、とう理由で断わられる割合が急上昇する。それだけでなく「チョコミントって歯磨き粉の味するじゃん!?」と苦虫を潰したような顔で言われるので「そんなことないし?!?!」とムキになってしまう。分け合うどころか争いになる。レッツシェアポッキーならぬレッツノットシェアチョコミント。なんだかそんな経験が多くて、私の中でチョコミント(味のお菓子)は一人でこっそり自分へのご褒美という位置付けである。

 

そんなlonelinessな食べ物チョコミントだが、まれに出会う「チョコミント大好き!」な人に出会った時の喜びは計り知れない。孤独を知れば愛は深まる……。チョコミントは私にそう教えてくれた。チョコミントは孤独……チョコミントは愛……チョコミントは哲学……。

2018.06.24

ゴロゴロしてスマホして居眠りしてた。プロフェッショナルの再放送で一万円選書をやってるいわた書店の店長さんのことを知った。本は未来へのバトン、というようなことをおっしゃっていてなんだかわからないけれど涙が出た。私は悩んだり苦しんだりした時に、本に何度も助けられて来た人間なので、本に人を助ける力があるというのはわりと信じている。その出会いをお手伝いする素敵な仕事だなーと思った。乃木坂46高山一実さんに選書を行うというのをやっていて、えー抽選応募しててやっと当たる人もいるのにやってもらえるのかーと少しだけひねくれた見方をしてしまった。けれど、事前に書き込むカルテに向き合いながら、ぽろぽろ涙を流して苦悩しながら、誠実に言葉を紡いでいく様子とか、バライティで活躍しているであろう高山さんが言葉がうまく出てこない時があると吐露しているところとか、手元に来た本の感想をていねいに言葉にしていてこの人でよかったなと思った。

 

 

お昼食べてまたゴロゴロしながら今の仕事これから続けていくのかなーいやーでも好きなこととか得意なこととかもないしああ労働……労働とは……髪の色自由にできたらいいのになーとかひっちゃかめっちゃかうだうだうだうだ脈絡なく考えていた。文字にして気づいたのだけど、ゴロゴロ家にいるのは体力的にはかなり回復するし好きなんだけど結局色々考えがすっ飛んでぐるぐるするので精神的には疲れるんだな……。でもひとりでこもる時間もないと…とここでまたうだうだする。考えることは紙に書いてを時間を決めて考えるとか何かしら寝るかインターネット以外の活動をしてた方が疲れないっぽい。

 

今日の回復ポイント

・しいたけ占い

https://voguegirl.jp/horoscope/shiitake2018-h2/

下半期占い出てた。こころをひらくとあったから職場にアイナナの王様プリントートで行ってやろうかと思う。やばい。しいたけこわい。

・東京ゲゲゲイの新曲MV「Yes or No」

https://youtu.be/hswTjaQMrCU

御託はいいから見ろ!!!と言われてる感じがいい。圧倒的はっぴーはっぴー。

ニベアのクリームケア洗顔

洗顔料ジプシーから解放されそう。もっちもちの泡ができる。心なしか毛穴の詰まりがマシになった気がする(自分比)

 

 

 

 

かいふくかつどう

なんかもう仕事のこととかこれから先のこととか悩みすぎて、あ、これはちょっと限界かもしれないと思い有給をとった。6月は三連休もないので周りの目も気にせず金曜に有給を取ってしまった。

 

金曜は信頼している美容院で髪を切ってもらい、掃除したりゴロゴロしたりのんびりすごす。ここの美容院は店長さん一人でやっているのだけれど、こだわりがすごくて、接客技術何を取っても最高なので行くたびに元気になる。さらに髪質をとてもとても褒めてくれるので、自己肯定感がちょびっと上がる。普段容姿のことはおろか何をしても平均以下で褒められることなど滅多にないので素直に嬉しい。何があってもこの髪質だけは維持しよう。この美容院に通うようになってから、初めて髪を染めたり、お化粧も好きになったりと「女性」を謳歌できるようになった。

 

土曜日はアイドリッシュセブンティーパーティコンセプトのカフェに行ってきた。私の友人が見事に当ててくれて行けることになったので感謝感謝である。私はこの友人のことが心から大好きである。そんな大好きな友人と一緒にお昼を食べて、カラオケにも行って、カフェにも行けて終始うきうきしていた。もちろん何かをしたそのことも楽しいのだけれど、やはりあって他愛のない話をするだけで心がぐんぐん元気を取り戻していくのがわかる。幸せだなと思う。友人は本当に思いやりと優しさと人生を楽しくしていく努力をしていて最高に素敵な人で、ずっと幸せを願っているしこんなに素敵な人だから間違いなく絶対にずっと幸せだと思う。とにかくはっぴーな気持ち。友人でいてくれてありがとう。

 

家に近づくにつれて、魔法が解けていくようで、ああまたすぐに月曜の朝がやってくるのだ、と少し憂鬱になる。でもちょっとだけ頑張れそう。楽しいをかき集めて生きていくぞ。

 

これからは日記、もうすこし定期的に書いていきたいなと思う。

 

 

 

 

 

モーニング娘。’17のアルバム「⑮Thank you, too」が楽しいよ

モーニング娘。’17のアルバム「⑮Thank you, too」がとても楽しくて好きなので感想を書きます。

 

タイトルからもう傑作。

「ロマンスに目覚める妄想女子の歌」

「私のなんにもわかっちゃない」

「ナルシスカマってちゃん協奏曲第5番」

 

短編小説を読んでるような感覚に近い。それぞれ違った女の主人公の人生を垣間見てるようでわくわくどきどき。強いメッセージ性も、こうあるべきという主張もない。「物語」であることの優しさがある。(女の)人生、それぞれいろいろあるけど、私なりに、たくましく生きていくんだからね!っていうそれぞれの主人公に間接的に励まされる。

 

歌詞の言葉選びと言葉遊びがおもしろい。よくわからないのによくわかる。「ああ女なら感覚でわかるだろう」わかるわかる。そういうのが全部の物語の中にある。ぜんぜん飽きない。聞くたびに発見がある。

 

もちろん曲(メロディー)も超楽しい。理屈抜きで何度も聞きたくなる。新しいのにちょっと懐かしいかんじとか。ここにこの音来たらいいなって思うところに音がある気持ちよさと、そうくるかーって意外な音があってすごい。頭に残るからついつい口ずさんじゃう。

 

最後が「BRAND NEW MORNING」からの「愛の種」という仕掛けも好き。モーニング娘。の新しい物語の始まり、それは長い歴史から受け継がれた物語の連続で、女子たちの物語は続いていく。

 

 

初回特典にライブ映像もついてるなんて……!かわいいしばっきばきに踊るしがんがん歌うし観ると本当に元気になる。お得すぎる。聞いてほしーーー

 

 

15 Thank you, too(初回生産限定盤)(Blu-ray Disc付)

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2017.10.15_プリキュア、かもしれない

お気に入りの服を着るとき、ばっちりメイクをして仕上げのリップを塗ったとき、すっと気持ちが高まって、口角が上がって幸せな気持ちになる感じ。ちょっと強くいられそうな気持ち。

 

私は自分の容姿、特に顔に対してはものすごく劣等感があって、お化粧とかきれいにすることに長らく罪悪感のようなものがあった。どうせブスだし、という捻くれとか、あきらめとかもあった。

 

それでも最近、いろいろなイベントにも行くようになって、少しずつお化粧したりお洋服を選ぶことが楽しいと思えるようになってきた。仕事では全然化粧っ気が必要なところではない+長く寝ていたい欲求が勝っていてあまりやらないけれど、お休みのお出かけはばっちりメイクしていくようになった。

 

かわいくなりたいとかもてたいとかそういう気持ちより、「強くなりたい」って気持ちが大きい。自分の気持ちが上向くツールは多いに越したことはない。誰のためでもない、自分のために。楽しいからやる。

 

そうだプリキュアだ。あんなにかわいくてキラキラしたエフェクトはでないし、一瞬でかわれないし、持ってるアイテムは栄養ドリンクとかだけど。変身して、よし!って高揚して、”悪”と戦う。その”悪”は自分の中にあるものだったりする。うん、プリキュアだ。街を歩くあの子も、あの人も、プリキュアかもしれない。